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4月の合同支部会報告

桜の花

4月の支部会は、中央合同支部会として15日に行われました。

中央合同支部会
4月15日 目白大学新宿キャンパス
9:40 集合・点呼
9:50 開会・支部長、実行委員挨拶

10:00 日程・実技解説・実技流れ説明

10:20 実技①『基本刺鍼』(補法と和法)
11:30 実技②『取穴』(陰経の基本7穴)
12:30 昼食
13:30 実技③『鍉鍼と圓鍼のみを用いた模擬臨床』
14:40 実技④『テーマに基づいた模擬臨床』
16:10 感想
16:30 会場復旧・整理

今回の合同支部会では、てい鍼と円鍼の使い方について学びました。

以下、てい鍼の使い方についてです。参考に今後の臨床に役立てて下さい。

●中田先生、アドバイス
テイ鍼の基本は経穴に垂直、スーッと取り軽く蓋をする。補瀉迎随では尖った方で
経に逆らい 2・3 回なでれば瀉になる。経に随えば補になる。

●柳下先生、テイ鍼の使い方
※『原論下巻臨床考察 第 9 講』より
テイ鍼の使い方で最も大事な事は「陥する事なかれ」という言葉である。
穴所が周りの皮膚より凹んではいけない。鍼痕がつくまで押すのは下工
(それでも効果はあるが)。
気血虚で、体力のない患者が肺虚で太淵に跡がつくまでテイ鍼を当てると、やられ
た側の手が重くなる、あるいは胸がつねられたような感じになる、呼吸を深く吸えなく
なる。豪鍼でもやった方の手や足が重くなるのは、押手が重いか、鍼を押しすぎた場
合である。
テイ鍼を穴所に近づけて行くと患者、季節によって違うが、穴所につかないうちに
脈は締まりが良くなる。そこを過ぎ鍼先が穴所に付くと脈は開く。
そこで補法を行うと脈は締まり良い脈になる。テイ鍼は穴所に付けると脈は開くが、そ
れで良い。テイ鍼は、そのようにできている。脈を締めた方が良い患者は、テイ鍼を近づけていって、1,2 ミリ離した所で、それ以上、穴所に近づけない。従って「陥する事
なかれ」という言葉に適合している。
心臓神経症、精神的な病の患者は脈を締め過ぎると具合が悪い。気の漏れやす
い、気の巡りが速い患者は、脈を締めたら具合が悪い。そういった患者はテイ鍼を使
う。
テイ鍼の先は玉になっているから穴所に付けると脈は開く。テイ鍼の先が
尖っているなら脈は締まる。人間の気は体から離れるほど薄くなるので、それを計算
に入れ、古典でテイ鍼の長さは 3 寸 5 分となっている。

 

(藤原)

 



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